Google Cloud Functions(GCF)で永続データを扱いたいと思ったらまず思い浮かぶのが、「いつまでも無料」枠に含まれているDatastoreですよね。
DatastoreはGAE(Google App Engine)からしか使えないのかな?と思いきや、実はGCFからも、とっても簡単に使えるんです。
このエントリでは、GCFからDatastoreを利用する方法を説明します。
Datastoreのクイックスタートがまだの方は、先に済ませてしまいましょう。
Datastoreエンティティは、クイックスタートと同じように種類をTask
にして、プロパティは下記のように作っておきましょう。
種類: Task
コンソールでGCFに移動し関数を作成します。
ここでは関数の名前はhelloWorld
としましょう。
その他の項目は下の表をご覧ください。
項目 | 値 |
---|---|
関数の名前 | helloWorld |
割り当てられるメモリ | 256 MB (任意) |
トリガー | HTTP トリガー |
ソースコード | インライン エディタ |
index.js | 下図 |
package.json | 下図 |
実行する関数 | helloWorld |
exports.helloWorld = (req, res) => {
datastore = require('@google-cloud/datastore')({
projectId: 'oval-tuner-191403'
});
datastore.createQuery('Task').run(function(err, entities, info){
if (err) {
console.log(err);
res.status(400).send('Datastore Error!');
} else {
console.log(entities);
res.status(200).send(entities[0].description);
}
});
};
{
"name": "http-trigger-datastore-sample",
"version": "0.0.1",
"dependencies": {
"@google-cloud/datastore": "^1.3.3"
}
}
入力ができたら「作成」を押して関数をデプロイします。
デプロイが完了したら「トリガー」タブのURL(下図) にアクセスしてみましょう。
Datastoreに作成したTask
エンティティのdescription
である"Hello World!"
が表示されれば完成です!
以上です。このエントリでは、GCFからDatastoreを利用する方法を説明しました。
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