昨日、誰でもNotionでブログができるサービス「N2B」の事前登録ページを公開しました。
この記事ではN2Bのサービス内容を簡単に紹介し、開発に至った経緯と現在の進捗、今後のスケジュールについて説明します。
N2Bは誰でもNotionを使ってノーコードでブログが書けるサービスです。
登録してNotionと連携するとNotionに専用のページができ、あとはNotionだけでブログを書いていくことができます。
記事は書いた瞬間に公開されるわけではなく、毎朝の定期公開か手動公開によって公開されます。
現在は事前登録期間中で、事前登録いただくとベータ版やサービス開始のお知らせやを受け取ることができます。
事前登録をしても勝手に課金されることはないのでご安心ください。
利用料金は少し高いと思われる方もいるかもしれませんが、初めての方には正式登録後に60日間の無料トライアルがあるので、その期間を検討に使っていただければと思います。
ご存知の方もいると思いますが、筆者はastro-notion-blogというNotionでブログができるソフトウェアを開発しています。
astro-notion-blogはOSSなので誰でも無料でNotionブログを始めることができます。
無料で利用できるものを何故わざわざ有料のサービスとして提供するのでしょうか?
astro-notion-blogは費用がかからない反面、最低でもGitの知識が無ければ利用するのは難しいです。
加えて、機能追加やセキュリティアップデートなどの更新を自分で取り込む必要があります。
ブログの見た目などをカスタマイズしていると変更箇所が衝突することもあり、人によっては面倒と感じてしまうこともあるでしょう。
こういった背景があり、astro-notion-blogはプログラミングに興味があったり、プログラミング経験のある方が学習や趣味を兼ねて利用するという使われ方が多いようでした。
一方、Notionコミュニティでお話を伺っていると、プログラミングに興味はないがNotionでブログはやりたいという需要は一定ありそうだと思うようになりました。
つまり、純粋にNotionを使ってブログがやりたいという人がいるのではないか?という仮説です。
そしてこれは筆者個人の願望ではあるのですが、私はブログを書く人がもっと増えればいいなと思っています。
昨今はAIの発展がすさまじく、これまで人がやってきたことはいずれAIに取って代わられるのではないか、そんな不安を感じている人も少なくないでしょう。私もそのひとりです。
特にブログなんかは人が書いたのかAIが書いたのか、じきにわからなくなるでしょう。
しかしだからこそ、誰かの実体験に基づいた文章の価値は相対的に上がると信じていますし、私はそういったまだ誰も見たことのない人間味のある文章が読みたいのです。
N2Bはトライアル期間が60日と一般的なサービスに比べて長めに設定してあります。
サービス提供者の視点では、サービスが稼働する限り常に固定費がかかるのでトライアル期間は短いに越したことはないです。
しかし、ブログを書くことはただサービスを利用するのとは違い、時間のかかる知的生産活動です。
トライアル期間を使って何を書こうか考えたり、書いた文章の反響に一喜一憂したりして検討いただければいいなと思っています。
現時点での進捗は全体の20%くらいでしょうか。平日の夜や休日に少しずつ開発しています。
ブログ部分はastro-notion-blogをベースにする予定ですが、それ以外の部分はフルスクラッチで書いています。
また、今回は開発以外の部分、UIやロゴのデザイン、各種文章の作成など全て自分一人でやっているので時間がかかっています。
完全に未定ですが、正式リリースの前にベータ版として課金なしで利用いただく期間を設けようと思っています。
現時点でのスケジュール感としては、ベータ版開始が早くて5月、正式サービス開始は早くて6月になりそうです。
N2Bはシステムの都合上1,000ユーザーが限界なので、万が一1,000人を超えるようなことがあった場合には事前登録いただいている方から優先的にご案内する予定です。
そんなことはまず起きないとは思いますが、ベータ版や正式サービス開始のご案内メールを送らせていただくので、興味のある方は事前登録をお願いいたします。
事前登録は下記のURLのページ下部から行えます。
以上です。
この記事ではN2Bのサービス内容を簡単に紹介し、開発に至った経緯と現在の進捗、今後のスケジュールについて説明しました。
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