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Post title iconペットヒーターのON/OFFを室温を条件にして自動化する

冬の寒い時期、ペットが寒くないようにペットヒーターを使っている、または検討しているという方は多いと思います。

ペットヒーターによってはON/OFFのスイッチしかなく、ずっと付けっぱなしにしたり、室温が低くなったときに勝手に付いてくれなかったりと、もう少し便利になればいいなと感じることがあります。

これらの問題はスマートホーム製品で有名なSwitchBotを使うことで解決できます。例えば、室温が何度以下になったらペットヒーターをONに、室温が何度以上になったらペットヒーターをOFFにするといったことです。

そこでこの記事では、SwitchBot製品とペットヒーターを組み合わせて、室温によってペットヒーターを自動でON/OFFする方法を紹介します。

今回使用するSwitchBot スマートプラグには、本製品は暖房機器に使ってはいけないと注意書きがあるため、実施は自己責任でお願いします。
💁‍♂️
この注意書きは、無人で暖房機器を稼働させた場合の火災や、消費電力が大きい暖房機器を考慮してのことでしょう。SwitchBot スマートプラグの定格電力は1500Wです。

今回使用するSwitchBot製品はSwitchBot スマートプラグ プラグミニSwitchBot スマートリモコン ハブ2の二つです。

スマートプラグはその見た目の通りコンセントに挿して使います。スマートプラグをまずコンセントに挿し、ペットヒーターのコンセントをスマートプラグに挿します。

コンセントとペットヒーターの間にあるスマートプラグをアプリ経由で操作することで、ペットヒーターのON/OFFを切り替えられるようになります。

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スマートリモコン ハブ2は温度や湿度のセンサーとして機能するため「室温がX度になったら〜する」といった自動化を設定するのに使います。

また、これ単体で赤外線リモコンとしても使えるので、エアコンを操作する自動化を設定することもできます。

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これらの製品を購入したらマニュアルに従ってアプリのインストール、アプリとSwitchBot製品の連携を済ませておいてください。

スマートプラグには「ペットヒーター」などの名前を付けておくとわかりやすいです。

ペットヒーターをどれ買おうか検討中の方はアイリスオーヤマ イヌ ホットカーペット 角型がおすすめです。

人間用のホットカーペットは温度が高すぎて低温やけどの危険性がありますが、こちらのホットカーペットはペット用に低い温度に設定されているため安心です。消費電力もLサイズで18W(1時間で約0.5円)と経済的なのも嬉しいです。

我が家でもこれを使っています。

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アプリからオートメーションを作成していきます。

まずは室温が低くなったときにペットヒーターをONにするオートメーションを作成します。

「いつ」にはデバイスから「スマートリモコン ハブ2」の温湿度計を選び、条件として「温度○○℃以下」を選びます。

次に「+詳細オプション」をタップし「かつ」条件を表示し、ペットヒーター(スマートプラグ)が「電源OFF」を選択します。

これで、温度が○○℃以下かつペットヒーターの電源がOFFのときという条件を作成することができました。

最後に「実行」でペットヒーターの「電源ON」を選択してオートメーションを保存します。

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ペットヒーターONの設定

昼間やエアコンを付けたりして室温が暖かくなったら自動でペットヒーターをOFFにするオートメーションも作成しておきましょう。

手順はONにするオートメーションとほとんど同じですが、設定する温度は0.5℃だけ差をつけておきましょう。例えばONとOFFの両方を15℃に設定していると、温度が15℃付近を前後した場合にONとOFFのオートメーションが繰り返しトリガーされてしまうのを防ぐためです。

「いつ」には温湿度計で「温度○○℃以上」を選びます。

「かつ」にはペットヒーター(スマートプラグ)が「電源ON」を選択します。

最後に「実行」でペットヒーターの「電源OFF」を選択してオートメーションを保存します。

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ペットヒーターOFFの設定

これで基本的な設定はできましたが、悲しいかな、稀にオートメーションが失敗することがあります。ネットワークの理由やデバイスの理由などいろいろあるためこれは仕方ないです。

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オートメーションは稀に失敗することがある

オートメーションが失敗してペットヒーターがずっとOFFのままだとペットは寒い思いをしてしまうので、予備のペットヒーターをONにするオートメーションも登録しておきましょう。

例えば、15℃以下でペットヒーターの電源ONにしたいとすると、予備のオートメーションとして「14.5℃以下」で電源ONのものを作成しておきます。そうすれば、15℃以下のオートメーションが失敗したとしても、14.5℃以下になったときに予備のオートメーションが動いてペットヒーターの電源を入れることができます。

最終的にオートメーションは下記の3つになります。OFFの方もお好みで予備を登録しておいても良いでしょう。

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予備のオートメーションを登録しておこう

今回は紹介しませんでしたが、室温の他に湿度や時刻を条件にしてオートメーションを作ることも可能です。必要な方はぜひ試してみてください。

以上です。

この記事では、SwitchBot製品とペットヒーターを組み合わせて、室温によってペットヒーターを自動でON/OFFする方法を紹介しました。

Thank you!
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