3月22日にCAPCOMから発売されたドラゴンズドグマ2、シリーズを遊ぶのは初めてだったのですが楽しすぎてこの1ヶ月遊びまくっていました。
どんなゲームかと言うと、主人公とポーンと呼ばれる3人の従者(NPCキャラクター)でパーティを編成しオープンワールドの世界を旅するゲームです。主人公と、その専属従者となるメインポーンは詳細にキャラクタークリエイトすることができ、時間をかければかけるほど愛着がわく仕組みになっています。
主人公やポーンには戦士や魔法使いといったジョブが用意されており、一人用のゲームなのにMMO RPGを遊んでいるかのような体験ができます。例えば近接戦闘は戦士のポーンに任せ、自分は後方から魔法で支援するなど。
ではMMO RPGを遊べばいいのでは?と思われるかもしれませんが、このゲームでは主人公が敵を倒したり宝箱を見つけたりするとポーンたちがめちゃくちゃ褒めてくれます。この感覚は全員がプレイヤーであり主人公であるMMO RPGでは味わえないものです。いい大人になっても褒められるのは気分がいいものです。このゲームによる自己肯定感への好影響については漫画家のまめきちまめこさんもマンガを描いています。
街中の移動も戦闘も全てシームレスにつながっており、場合によっては街中まで敵が入り込んでくることもあります。戦闘はアクション性が高く、ジョブによって戦い方がガラリと変わってきます。ユニークなのは、大型の敵の足を押して体勢を崩したり、しがみついて攻撃したりできる点です。こういった戦い方が普通にできるゲームは他にあまり例がない気がします。
さらに、個人的に一番気に入っている点は、昨今のゲームでもよくある、いや、もはやありふれていると言っても過言ではない「敵の攻撃をタイミング良く避けて反撃する」タイプのゲームではないというところです。そういったゲームもまぁそれはそれで良いのですが(エルデンリングとかね)、もっとリラックスしてやりたいんですよね、ゲームってのは。そういう意味でこのゲームはすごくちょうどいいです。
発売当初はいろいろと批判された本タイトルですが、100時間以上遊んだ結果、このゲームはつまるところメインポーンとの絆を深める育成ゲームなのだと確信しました。レベルを上げたり、ジョブチェンジしたり、気づいたら主人公よりも優先的に良い装備を着せていたり。ジャンルは違いますが、ポケモンやファイヤーエムブレムのようなキャラクターを育成するタイプのゲームが好きな人はハマると思います。オープンワールドアクションRPGと思っていたらその実、キャラクター育成が本質だったというギャップが批判を呼んでしまったのだろうと思います。
私は最終的にトロフィーをコンプリートしてストーリーを2周しましたが、それでもゲームが終わってしまうのが惜しかったです。ずっと冒険していたい、できれば新しい世界、新しい装備、新しい敵に出会ってみたい、そう思わせてくれるゲームでした。ありがとう、ありがとうCAPCOMさん。追加コンテンツのDLCを首を長くして待っています。
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