エンジニアリングマネージャー(EM)や、エンジニアリングマネジメントに興味がある人が集まり、関心のあるテーマについて話すイベント「Engineering Manager Meetup #2」に参加しました。
このエントリでは、イベントの様子や話してテーマについてまとめます。
会場は Wantedly さんのコラボスペースで、あまりの綺麗さに到着するなりびっくりさせられました。
タイムスケジュールは、セッションの冒頭で話したいテーマを持つ人が宣言し、興味のあるテーマごとに分かれて議論するオープンスペース形式で進行しました。
どれも魅力的なテーマばかりでしたが、ここでは私が参加した管理者の育成と1on1について書きたいと思います。
他のテーマにつきましては @ohbarye さんが Twitter にアップしてくれているので、興味のある方はご覧ください。
メンバーと違って管理者(チームリーダーみたいな)の育成はこれまでにない経験。マネジメントの道を目指してもらうにはどうしたらいいんだろう?
当然だけど、EMがリーダーだったときの経験はそのまま通用しないよね。他のEMはどんなことで困っていて、どんなことを考えているんだろう?
というわけで私が挙げさせていただきました。
議論の中で聞けて良かったなと思ったことは、リーダーにはファシリテーションの際にホワイトボードの前に立って書かせたり、1on1 をさせるなど、リーダーの仕事を他のメンバーにわかりやすく見せる。
そうすることで、管理者の仕事がイメージしやすくなる。どんな仕事をやってるか、楽しそうにやってるかどうかは、自分の将来を想像する上で必須だよね。という話があって、すごく納得しました。
思えば自分がメンバーだった頃、マネージャーの仕事はよくわからなかった。なのに、自分がマネージャーになったら忘れてしまっていたな、と。
Google の re:Work は少し前に構造化面接で話題になりましたが、チームビルディングに関する良質な資料もあるということも教えてもらいました。
自分からテーマを挙げたにもかかわらず、初めてのオープンスペース形式で上手く進行できなかったので、参加してくださった方には申し訳なかったですm(_ _)m
セッション2で良い例を見せていただいたので、次は上手くやります!
1on1に関してそれぞれが気になっていることを付箋に書き、多かったテーマについて議論しました。
議論したテーマは1on1の頻度と、1on1の意義をメンバーにどう説明するかです。
頻度については、週1から月1まで様々。時間は30分から1時間くらい。新卒は多めにやった方が良いよねとか、初回は全員1時間して以降はメンバーごとに調整というのもありました。
見ているメンバーが多いと1on1にかかる時間や負担(体力的・精神的)も大きいので、可能ならカフェなど場所を変えてやるのも良いそう。
1on1の意義については、1on1やるくらいなら実装したいみたいな人にどうやって意義を説明するか。しかし、議論の前に時間切れ。
おもしろいテーマなので、またどこかの機会で話したいですね。
EM同士の繋がりができたのが一番良かったし、他のEMも同じようなところで悩んでるということがわかったのが良かった。
そしてちょっとメタ的な見方をすると、ここに参加する(興味を持つ) EM が増えればもっと IT や Web の業界は働きやすくなっていくんじゃないかなと。
EMに関するアウトプットって性質上、出しにくいというのはあれど、EMって楽しいしやりがいあるんだよということを伝えるために、もっともっとアウトプットしていかないと、とも思いました。
そういうわけですので、ぜひこれを読んでいるEMの皆さんもブログ書いたり発表したりお願いします(笑)
12月開催予定で発表枠もあるそう。が、俺これやって成功したぜ!ではなく今こんなこと困ってるんだよねを話す場にしたいそうです。
話したいことがある人だけ来て欲しいとのことだったので、我こそはという人は Slack workspace に参加してみるといいんじゃないでしょうか。
最後に、EMの転職どうよグループから飛び出した名言で締めくくりたいと思います。
リファラル以外で応募してくるようなEMはダメ
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