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♟️npm管理の依存パッケージをncuで一括更新する

JavaScriptやTypeScriptのパッケージ管理ツールはいろいろありますが、最も一般的なのはnpmでしょう。

今日ではGitHubでコードを管理していると、パッケージに脆弱性が見つかった場合にGitHubが教えてくれます。Dependabotを有効にしているとその都度自動でPull Requestが作成されますが、こぢんまりとした個人プロジェクトでは気付いたらPRが溜まっていた……なんてよくあることです。本当はよくないですが。

また、脆弱性に限らずこまめに各パッケージのバージョンを最新に保っておくのも大事です。本来であればバージョンアップによる破壊的変更がないか、ソフトウェアへの影響調査を行う必要がありますが、ことこぢんまりとした個人プロジェクトでは「まぁ、そこまでしなくてもパパッと上げちゃいたいよね」みたいなと場面は往々にしてあります。

そんなとき便利なのがnpm-check-updatesです。npm-check-updatesを使えば簡単なコマンドでソフトウェアが依存しているパッケージのバージョンをまとめて最新にすることができます。

この記事ではnpm-check-updatesのインストール方法と使い方を簡単に説明します。

npm-check-updatesはプロジェクトに依存したパッケージではないので -g オプションを付けてグローバルインストールします。

npm install -g npm-check-updates

インストールが完了すると ncu コマンドが使えるようになります。

使い方は本当に簡単です。package.json があるプロジェクトルートで ncu と打つだけで依存パッケージ全ての現在のバージョンと最新バージョンを教えてくれます。

ncu

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ncuの結果。現在のバージョンと最新バージョンを教えてくれる。

出力結果の最後に書かれているように ncu -u を実行すると package.json の各パッケージのバージョンが最新に更新されます。

ncu -u

これだけでは package-lock.json は更新されないので npm install を実行しておきましょう。ちなみにショートハンドの npm i が使えます。

npm i

以上です。とても簡単ですね。

この記事ではnpm-check-updatesのインストール方法と使い方を簡単に説明しました。

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