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Post title iconポケポケ楽しいよねって話と上達のための真理

先日、ポケモンカードのスマホアプリ、ポケポケ(Pokémon Trading Card Game Pocket)がリリースされて話題になりました。筆者は過去にポケモンソード&シールドの対戦シミュレーターを自作してしまうほどポケモンの大ファンで、ポケモンカードは経験がなかったものの、ポケポケを機に遊び始めました。

ポケポケはカードを集めるのが楽しいのはもちろん、集めたカードでデッキを組んで世界中のプレイヤーと対戦することができ、それがとても楽しいです。

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フシギダネかわいいよね。

ポケポケの対戦は、本家のポケモンバトルに比べるとかなりカジュアルです。先攻後攻、自分と相手の手札の引き、コイントスといった、運によって勝敗が決まる割合が比較的大きいです。

また、カード(ポケモン)によって技が1~2個で固定されているため、そのポケモンが使ってくる可能性のある技すべてを予想しなければならない本家に比べて非常にシンプルです。

誰かがXにポストしていましたが、これは大人と子供、カードゲーム上級者と初心者のような実力差が明らかなマッチングであったとしても、子供や初心者が勝てる余地を残すための設計でしょう。

私はこの設計に大いに賛成で、必ずしも運だけで決まるわけではないが誰もが勝てる可能性のあるバランス調整は本当に絶妙だなと感心しています。運の絡まない世界でシビアな対戦を楽しみたいのであれば、それこそ将棋やチェスを遊べばいいわけですから。

一方、対戦である以上、勝ちたい、上手くなりたいと思ってしまうのが人の常。筆者は過去のポケモンバトルを通してひとつの真理に辿り着きました。

それは、先人たちによって1番良いとされているものを選り好みせずに試してみるということです。

ポケモンやポケモンカードといった自由度の高い対戦ゲームは、ついつい自分のアイデアを戦略に反映したくなってしまいます。「ぼくの考えた最強の⚪︎⚪︎」というやつですね。その過程こそが楽しいのだってのは首がもげるほど同意です。

しかし、上達したいのであれば1番良いもの、1番多くの人に使われているものを自分で使ってみて、「なぜ良いのか?」「何をされたら嫌か?」を研究するのが一番の近道です。それらを知ることで、対戦においても相手の戦略が自分ごとのようにわかるようになります。

言ってしまえば、対戦ゲームは「されて嫌なことを相手にする」のが一番の有効手になります。シミュレーターを自作した私が言うんだから間違いないです。笑

例えば、私の歴代のデッキたちは下記のようになっています。作りやすいカイリューデッキから作り始め、その続きで最強デッキの一角であるミュウツー・サーナイトデッキを完成させました。この過程でこの二つのデッキは何をされたら一番嫌か、身をもって知ることになりました。

現在は最強と言われているピカチュウexデッキを使っています。最強と言われているだけあり非常に使いやすいデッキであることがわかります。しかしそれだけではなく、カイリュー、ミュウツー・サーナイトデッキの知識があるからこそ相手の行動を読むことができ、勝率が安定しているというのを感じています。

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強いデッキを一通り使ってみるのが一番の近道

自分の個性を出したデッキを作ってみるのは、これらの知識を身につけた上で、かつ環境が十分に成熟した後でも遅くないかなと思います。

今後、新しいパックが追加されて新しいコンセプトのデッキが登場するのが待ち遠しいです。

こんなに楽しくてみんなが遊べるゲームを作ってくれて、開発に携わった方々には本当に感謝です。

Thank you!
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