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完全リモートワークに移行して2週間が経ちました。
私のチームはエンジニア5名という小さめのチームですが、割とうまく移行できている気がするので、振り返りを兼ねて取り組んだことなど書いてみたいと思います。
リモートワークが始まって最初の1週間が終わり、2週目に入るとメンタルに変化が表れてくる気がしています。
最初の1週間は出社しなくていいという環境の変化に感動してハイになっていたのが、コミュニケーション量・質の低下によるストレスと、いつ終わるか知れない閉塞感にげんなりする感じでしょうか。
なので、リモートワークのポイントを最初の1週間と2週目以降で分けて書いてみます。
リモートワークが始まってすぐ気が付くのは、オフィスと自宅の環境の違いです。
例えば、椅子が悪くて腰が痛くなってしまったり、サブディスプレイが無くて仕事が捗らなかったり、ビデオミーティングでマイクがノイズを拾ってしまうといったことです。
解決策は「買うしかない」です。買いましょう。中古が気にならない人は、中古のオフィス家具店がオススメです。
自宅の環境が整ってくると、今度はオフィスという環境が仕事のスイッチを入れてくれていたことに気が付きます。
自宅にいることで仕事がプライベートの延長になってしまい、仕事モードに切り替えにくいのです。
解決策としては @a-know さんの下記エントリにも書かれているように、できれば仕事とプライベートを空間的に分ける、もしくは散歩や運動などのルーチンを挟んで気分的に分けることです。
環境を整え、自宅での仕事に慣れ始めたところで最初の1週間は過ぎてしまうでしょう。
2週目に入ると最初の1週間にあったリモートワーク・ハイのような状態もだんだん落ち着いてきて、いろんなことが気になり始めます。
例えば、「リモートでも会議はできるけど対面よりストレスだな」とか「あの人なんで反応してくれないんだろう?」とか、空間を共有していないことに起因する小さなストレスが積もってきます。
身も蓋もない話ですが、これにはそれまで築いてきた信頼関係が大事なのかなぁと思っています。相互信頼の土壌がある上で「一緒になんとか乗り越えていこう」という共通認識を持つことが大事です。
そして一番大事なことは、どれだけ上手くいっているように見えても、音声やビデオでの雑談の時間を取るということです。
リモートワーク移行前、リモートワークに関する情報をインプットしていたことがあり、雑談の重要性は自分も知識として持っていました。
そして、いざ自分のチームがリモートワークになってみると、最初の1週間はなんだか上手くいっているように見え、「もしかして雑談必要ない・・?」と思っていたのですが、チームで「やっぱり雑談した方がいいよね」ということになり、今では毎朝10分程度みんなで雑談しています。
表情や声からお互いの健康状態がわかりますし、実際にやってみると思っている以上に非言語情報の重みに気が付きます。
個人的にはリモートワークって、籠城戦のような、終わりの見えない持久戦だと思っていて、いかに自分で自分の正気を保つか、みたいなところが重要なんじゃないかなぁと思っています。
テレワークって「家で仕事ができる」んじゃなくて「会社が自宅を侵食してくる」感じでじわじわダメージ受けてる。— その (@sono_nemu) 2020年4月8日
Twitterで見かけて「まさに・・!」と思ったのがこれで、真面目な人ほどプライベートを仕事に侵食されてしまう気がしています。
各自がしっかり気分転換するというのはもちろんですが、マネジメントな人はメンバーが過労状態に陥っていないか常に注意を払ってみてくださいね。
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