鈴蘭の剣では最高レアのレジェンドより1つ下のレアリティ、エピックでも優秀なキャラが数多くいます。というか、割合で言えばレジェンドよりもエピックの方が使えるキャラが多いです。
この記事ではそんなエピックキャラたちの中から一箇所だけでない、複数ステージで活躍できる優秀なキャラ3体をスキルの取り方を含めて紹介します。
「輝ける慈愛」は全プレイヤーが入手できる配布キャラの割に、単体回復、範囲回復、パッシブによる回復といった回復役に求められる役割をしっかりとこなしつつ、さらに回復時に個性で味方にバフを付与することができる優秀なエピックキャラです。
レジェンドキャラの回復役としてはココア、イナンナ、サマンサがいますが、これらのキャラを持っていたとしても完全には置き換えられない強みがあります(さすがに出番は減りますが)。それは自身範囲2マス内の味方全員の魔防を+30%するオーラ「魔防指揮」です。オーラスキルはパッシブのようにスキルにセットしておくだけで効果を発揮するため非常に使い勝手が良いのも特徴です。
例えば神兵試練や征服の塔、時限イベントなど、難易度の高いステージでは非常に痛い魔法攻撃を単体、範囲問わず耐える必要が出てきます。もちろん、ダメージ軽減バフも有効ですが、このスキルとそれらと重ねがけすることでより効果を発揮します。要は、ダメージ軽減バフだけでは耐えきれない局面があるということです。そういったステージではココアやイナンナの代わりに輝ける慈愛を連れていき範囲2マス以内に味方を集めておくと、ギリギリ耐えられたりします。
おすすめの武器は「再構築キューブ」、タロットは「女教皇」か「女帝」です。輝ける慈愛は基本的に回復スキルを味方に使用するので、その際に再構築キューブと女帝の効果で味方のデバフを取り除くことができます。デバフまみれになる神兵試練1では特に有効です。それ以外の場合は「女教皇」で回復量を底上げするのが定石です。
防具は自由度があります。よく使うのは「災害の瓶」です。ボスの痛い攻撃の前にお守りがわりに投げておくといった使い方をします。
注意点は行動順がかなり遅いことです。基本的に敵より後に行動することになるので、例えば行動パターンが決まっている神兵試練などでは全体攻撃が来る前のターンに退避を済ませておくなど先を見ながらプレイする必要があります。
「輝ける慈愛」のスキル選択例を紹介します。あくまで一例であって全てのプレイヤーにおける最善ではないことを注意してください。自身の手持ちの状況に合わせて変えてみてください。
太字の青背景はおすすめ取得スキルを表しています。
ランク | スキルツリー左 | スキルツリー右 |
---|---|---|
9 | 解除の一撃 | 仁心撃 |
7 | 魔防指揮 | 守られし者 |
5 | 根性アップ | 光の庇護 |
3 | 苦行者 | 治癒 |
1 | 制裁 | 癒しの光 |
ランク5の「光の庇護」は効果は魅力的ですがアクティブ単体攻撃が対象のため、範囲攻撃は対象とならないことに注意が必要です。「根性アップ」は自身を含めて範囲回復することで効果を発揮することができます。
ランク3では「苦行者」もEN回復+1が魅力的ではありますが、トリガーとなる被弾が輝ける慈愛にとっては少し難しいのと、EN回復+1も戦術スキル「鈴蘭の旗」などでカバーできる点からここでは無難に便利な「治癒」を選択しています。
「炎の魔女」も全プレイヤーが入手可能な配布キャラですが配布キャラとあなどるなかれ、なかなかの性能です。役割は炎系魔法による魔法アタッカーで、魔法ダメージそのものに加えて付随効果の火傷による追加ダメージを同時に狙います。他の多くのゲームで火傷は即効性がなくあまり強くないケースが多いですが、鈴蘭の剣では違います。火傷の効果は下記のようになっています。
【火傷】
デバフ。行動が終了するたびに、HPを10%を失う(重複不可)。重複付与時、即座に1回分のダメージを受ける。
HPの10%とは最大HPの10%なのか、現在HPの10%なのか定かではないですが、火傷のダメージで敵を倒せることが結構あるので前者だと思います。特に強いのが、重複付与時に即座にダメージが入る点です。炎の魔女は攻撃スキル以外に個性とパッシブでも火傷を付与することができ、これがなかなかのダメージソースになります。
注意点としては、火傷を含む持続ダメージはたいていのボスに割合でカットされてしまう点でしょうか。とはいえ、それでも強いのであらゆる高難度ステージで活躍できます。
注意点としてもう一つ。非常に打たれ弱く、高難度ステージではたとえ雑魚が相手でも一撃もらうと死んでしまいます。常にディフェンダーの守備範囲に配置するか、そもそも敵の攻撃範囲に入らないようにし、やられる前にやるを心がけましょう。
おすすめの武器は純粋に火力が上がる「星光の名残」で、タロットは「魔術師」です。
防具もできるだけ火力に貢献するものが良いので「原初の砂時計」がおすすめです。
ベラやヌンガルといった強力なレジェンド級魔法アタッカーを持っているなら、残念ながら出番はほぼないでしょう。これらを持っていない方はぜひ使ってみてください。筆者はベラもヌンガルも持っていなかったので炎の魔女で神兵試練Lv70も静聴の地Lv65も征服の塔も制覇しました。
「炎の魔女」のスキル選択例を紹介します。あくまで一例であって全てのプレイヤーにおける最善ではないことを注意してください。自身の手持ちの状況に合わせて変えてみてください。
太字の青背景はおすすめ取得スキルを表しています。
ランク | スキルツリー左 | スキルツリー右 |
---|---|---|
9 | 溜めの一撃 | 火傷の一撃 |
7 | インフェルノ | フレイムエクスプロージョン |
5 | 火渡り | 防御・矢 |
3 | 灼熱 | 風のごとく |
1 | 火柱術 | 高揚 |
ランク9の通常攻撃は両方とも魅力的です。ここぞというときの一撃のダメージを上げるなら「溜めの一撃」、火傷で毎ターン火力を出したいなら「火傷の一撃」を選択しましょう。
ランク7の範囲攻撃「インフェルノ」は強そうに見えますが、1ターン溜めた後に発射するので非常に使い勝手が悪いです。普通にファイアボールを2発撃った方が強いです。
ランク1で選択しなかった「高揚」は健康状態で攻撃力を+10%してくれるもので、こちらもかなり迷います。とはいえ、通常スキルは「灼熱」「ファイアボール」「フレイムエクスプロージョン」で枠が埋まってしまうので「高揚」も「火柱術」もセットする余裕がありません。
「閃く刃」は配布キャラではないため出会い(ガチャ)で入手する必要がありますが、レジェンドキャラでは置き換えられない特性を持っています。回避タンクとしての役割です。タンクとは一般的に、ゲームにおいて敵の攻撃を一手に引き受けて仲間を守る役目のことを指しますが、回避タンクは敵の攻撃を回避することでその役目を果たします。どんな攻撃も当たらなければどうということはないのです。
回避タンクは「傭兵・刺客」でもこなすことができますが、「閃く刃」は個性で味方の攻撃に反応して追撃することができます。ダメージは大したことないですが、吊し人マークがある敵に追撃した際にサフィアの追撃を誘発できるといったメリットがあります。
回避タンクの要となる「回避ステップ」はEN消費2で、クールダウンがありません。サフィアのように回避時に反撃しませんが、ENさえあれば毎ターン発動することができます。
注意点として、範囲攻撃は回避できず、単体攻撃であっても最大2回までしか回避できないということは頭に入れておきましょう。
回避タンクなので武器、防具は基本的になんでも良いです。タロットは待機時にENを回復する「世界」がおすすめです。
静聴の地や征服の塔といった高難度ステージではタンクであっても一撃で倒されることが普通にあるので「閃く刃」は毎回活躍します。回避タンクとしての役割を遂行させる場合のTIPSとして、引き付けたい敵の攻撃範囲に他の味方が入らないようにしましょう。攻撃範囲内に他の倒せる味方がいると、アサルターである「閃く刃」に有利なディフェンダータイプの敵以外は引き付けられない可能性があります。
必須スキルは「回避ステップ」のみです。
以上です。
この記事ではそんなエピックキャラたちの中から一箇所だけでない、複数ステージで活躍できる優秀なキャラ3体をスキルの取り方を含めて紹介しました。
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