Googleスプレッドシートやエクセル(Excel)でVLOOKUP関数を使うことはよくあります。
しかしVLOOKUP関数では、検索キーが存在しないとき「#N/A」というエラーになってしまいます。
今回は「IFERROR関数」を使って「#N/A」エラーを非表示にする方法を説明します。
IFERROR関数はGoogleスプレッドシートでもエクセルでも使うことができますよ。
IFERROR関数は「もしも」を表すIFとERRORからできているように「もしもエラーならば○○する」を実現する関数です。
IFERROR関数は次のように2つの値を渡します。
IFERROR(式や値, エラー時の値)
エラーとなる可能性のある式や値です。
A1
のようにセルを指定したり1/0
のように式を渡したりできます。
今回はここにVLOOKUP関数を渡します。
第1引数がエラーとなった場合に表示したい値を渡します。
今回は非表示にしたい(何も表示したくない)ので ""
のように空文字を渡します。
"なし"
のように日本語で指定することもできます。
それでは実際の式を見てみましょう。VLOOKUP関数をIFERROR関数で囲ってみます。
=IFERROR(VLOOKUP(...省略), "")
「#N/A」になっていたセルが空文字になり、他のセルはそのまま表示されました。
「IFERROR関数」を使うとエラーを非表示にできることがわかりましたが、エラーが表示されないことで「エラーに気付きにくくなる」ということがあるので注意してくださいね。
「VLOOKUP関数」について復習したいという人は下記の記事をご覧ください。
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