スプラトゥーンと言えば先日3が発表されて話題になり、発売を待ちきれない人で2も盛り上がっているようです。
かく言う私もそのひとりで、3月に復帰してまた少しずつ遊んでいます。
知っている人も多いと思いますが、スプラトゥーンはプレイヤー同士で戦うという刺激とアクション性の高さから、主に10代から20代のプレイヤーに人気のシューティングゲームです。
そう言われると30代は楽しめないのかと思ってしまいますが、そうではありません。
確かに、若い人に比べると動体視力や反応速度の面で難しくなりますが、「ハンデありでどう戦うか?」を考えるのもおもしろいものです。
ちなみに、偉そうなことを言っていますが私のウデマエはB+とA-を行ったり来たりしている程度ということは予めご承知おきください。
そういうわけで今日は、アラサーを過ぎてもスプラトゥーンで上手くなるためにやれることを書いてみたいと思います。
スプラトゥーン2に復帰したのは上にも書いた通り3月で、当時はB-に上がってはC+に落ちるということを繰り返していました。
今はB+とA-を行き来しているので、3ヶ月でウデマエBを制覇したことになります。
この成長ペースは速いとは言えませんが、アクションゲームが得意ではないこと、シューティングゲームの経験もないことを考えると、前進はしていると言えそうです。
実はこの「前進できている」という感覚を持つことが大事です。何事もそうですが、努力に見合った成長の実感がないと継続できないものです。
しかし、そもそもの努力の方向が間違っていると成長できません。成長できないとゲームがつまらなく感じます。だから、成長につながる正しい努力をすることが重要です。
それでは次に、この3ヶ月で試して効果のあった練習方法と考え方を5つ紹介します。
スプラトゥーンを始めていきなり対人戦をプレイするのも良いですが、最初はサーモンランで楽しみながらキャラ操作(キャラコントロール)を練習するのがおすすめです。
サーモンランはプレイヤー同士で協力して敵(NPC)を倒すモードです。
スプラトゥーンでは3Dゲームにおなじみの左ティックでのキャラ移動、右スティックでの視点移動という操作以外に、ジャイロセンサーでの視点移動が重要になります。
ジャイロセンサーとはコントローラーの傾きを検知するセンサーのことで、スプラトゥーンでは素早く照準を合わせるためにジャイロセンサーを使います。
しかし、慣れないうちは手元が安定しないために視界が揺れてしまい、3D酔いをしてしまいます。
よって、スプラトゥーンの1番最初の目標は、操作に慣れて3D酔いを無くすことになります。
3D酔いはジャイロセンサーの感度を低く設定することでかなり軽減できるので、酔ってしまう人はまず感度最低から始め、慣れてきたら少しずつ上げていきましょう。
このとき、酔ってしまうからといってジャイロセンサーをオフにしないことが大事です。ジャイロセンサーによる照準は上達する上で欠かせないからです。
サーモンランを毎日プレイしているとすぐにたつじんになれるでしょう。サーモンランをプレイすることで必然的にいろいろな種類の武器を使うことになるので、どんな武器が自分の手に馴染むかイメージしておくと良いですね。
たつじんをキープできるようになったら、次のステップに進みます。
スプラトゥーンのようなシューティングゲームでは、エイム(照準を合わせること)の正確さが何より大事です。
エイムと言うと「自分は苦手だから無理だ」と言う人もいるでしょう。実際、私もエイムが下手すぎてスプラトゥーンをやめてしまったことがあります。
エイムについて確実に言えることは、正しい練習方法があるということです。
私が試して1番効果的だった練習方法は スプラ屋式エイム練習 で、さらに発展させて下記のように行いました。
- 武器はラピッドブラスター
- ジャイロを使ってエイムする
- ZR(射撃)ボタン押しっぱなしで連続して4つの的に当てる
- 慣れてきたら撃つ順番や場所を変えて行う
スプラトゥーンの多くの武器には、弾が照準の中心からバラける性質があります。
エイム練習のときに弾がバラけてしまうと、自分のエイムが悪くて当たらなかったのか、弾がバラけて当たらなかったのかがわからず、正しく学習することができません。
しかしラピッドブラスターには弾のバラつきがありません。これがラピッドブラスターをエイム練習に使う1つ目の理由です。
ラピッドブラスターは射撃ボタン押しっぱなしで約0.6秒ごとに弾を発射します。的を連続して撃つには、この0.6秒の間に次の的に照準を合わせなくてはなりません。
これがラピッドブラスターを練習に使う2つ目の理由です。
照準を合わせることは時間さえかければ誰にでもできますが、上達するには素早くできなくてはなりません。
0.6秒という間隔は初心者にはちょうど良く、インクタンクが切れるまでほぼ当てられるようになれば、すでにウデマエC帯では敵なしになっているでしょう。
毎日15分練習すればおよそ2週間でその域に達しているはずです。2週間なら続けられると思えてきませんか?
ラピッドブラスターはランク13になると武器屋に並ぶので、ナワバリバトルを遊びながら目指してみてください。
さて、ここまではアラサーも何も関係ない、一般的なスプラトゥーンの上達方法を紹介してきました。
当然、これまで紹介してきたキャラコンやエイムは、若い人の方が何倍も速く上達してきます。
成長に時間がかかってしまうのは仕方のないことなので受け入れましょう。そして事実を踏まえた上で、アラサー超えの人間が若い人とどう渡り合っていくかを戦略的に考えていく必要があります。
その最も重要なのが武器選びです。
武器はたくさんの種類があり、武器によって特性が大きく異なります。
そして武器にはメインウェポン、サブウェポン、スペシャルウェポンの組み合わせがあります。
メインウェポンの特性を表すパラメータとしては、次のようなものがあります。
- 射程
- 連射速度
- 弾の威力
- 弾速
- 弾のバラけ具合
- インク消費量
- 塗りの大きさ
- 射撃中の移動速度
- 射撃中、射撃前後の隙
- 継続射撃にボタン連打が必要かどうか
メインウェポンの特性を考える上で特に重要になってくるのが、キルに至るダメージを与えるまでの速度(キル速)です。
キル速は連射速度、弾の威力、弾速によって決まります。よーいドンで撃ち合うと、当然キル速の高い武器が勝つことになります。
キル速が高ければ高いほど、反応速度の差を補うことができます。しかし、キル速の高い武器には射程が極端に短い武器も存在します。
ここで、もうひとつ重要になってくるのが射程の考え方です。
射程が長い武器を使う場合、基本的には射程ギリギリで敵を狙うため、遠くから戦場を見渡すことができます。一方、射程の短い武器だと、高速に動く相手とのインファイトになるため、視点を目まぐるしく動かす必要があります。
若い人に反応速度で劣ることを考えると、インファイトになる短射程武器よりも、ある程度射程のある武器の方が弱みを晒さなくて済みそうです。
他に考えられる戦略の例としては、イカセンプクをあまりしなくて良い武器種(チャージャーやスピナー)だと操作を1つ減らせるとか、逆にイカセンプクで意表をついて一方的にキルを取るとか、キルよりも塗り多めで貢献するとかいったことでしょうか。
イカに自分の弱みを晒さずに戦うかを、 wiki で武器ごとの特性を学びながらぜひ自分なりに考えてみてください。
ちなみに私はというと、チャージャー系統を除けば最高レベルのキル速と中程度の射程を両立したノーチラス47がお気に入りです。
スポーツにおいてもそうですが、自分よりも上手い人のプレイングを見るといろいろな発見があります。
スプラトゥーンもそうで、例えばどういうタイミングでマップを開くのか、マップで何を確認しているのか、退くべき(押すべき)と判断した理由は何か、敵がよく潜伏しているポイントはどこか、マップごとにどこが強いポジションなのか、などなど。
スプラトゥーンには幸いなことに、たくさんのゲーム実況者がいるのでぜひ YouTube でお気に入りの実況者を見つけてみてください。
私のおすすめを一人挙げますと、それは先日プロチーム入りでヤフーニュースに取り上げられたティラミスさんです。
とてつもなく上手いのはもちろんのこと、ネガティブなことを一切言わないので、普段子供と一緒にプレイしている親御さんも親子揃って楽しめると思います。
最後に挙げるのは自分の失敗談でもあるのですが、ルールで選り好みをしないということです。
今年4月のガチエリアは、バレルスピナーという武器にとって最高のステージ構成でした。
どのくらい最高だったかと言うと、当時アサリとヤグラがC帯だった私が、バレルスピナーを持つだけでガチエリアだけA帯に上がれたほどでした。
その後5月になってステージが変わり、 当然ながら伸び悩みました。
ガチエリアだけしかプレイしないとすると、他ルールの時間帯はプレイできず、日によってはガチマッチをしない日も出てくることになります。これでは成長の機会損失です。
私はS帯やX帯にはまだ上がったことがないので想像ですが、少なくともB帯やA帯では、勝てるルールだけプレイして勝つよりも、負けても全てのルールでプレイして経験にした方が早く成長できると思います。
反省を踏まえ、練習と思って全てのルールでプレイするようにした結果、全てのルールでB+まで上げることができ、いくつかはA帯も見えてきました。
それに全ルールまんべんなく上げていると、たとえその日調子が悪くて勝てなくても、他のルールがあるからいいか、と気分転換にもなります。
みなさんもぜひ、ルールで選り好みせず、成長の機会と捉えて有効活用してみてください。
以上、全力で趣味のスプラトゥーンに関することを書いてみました。
読み返してみると、アラサー過ぎても結局コツコツ努力するしかないじゃんって言われそうなことしか書いてないですね。きっと何事もそういうことなんだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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