先日お伝えした通り10年ぶりに転職活動をしたので、どうやって転職活動を進めたのか、転職活動をするにあたって何を考えていたのかをまとめておこうと思います。
転職活動をしていた期間は、7月の中旬〜8月中旬の1ヶ月ほどでした。
登録した(していた)媒体はビズリーチとWantedlyです。
ビズリーチは登録時に自己PRや職務経歴、希望年収や希望職種などを書く必要があります。
書き終わって提出すると運営による審査があります。
審査が終わるとヘッドハンターから怒涛のメールラッシュが来ます。
ビズリーチは企業と繋がりを持つには良いサービスですが、このことは結構苦痛でした。
中には私が今いる会社の募集ポジションを薦めるエージェントもいました。
1社だけ話をして手伝ってもらうことにしましたが、結果的には多くの時間を無駄にしてしまいました。
ヘッドハンターに手伝ってもらうのがどういう流れかというと、まず希望をヒアリングされ、ヒアリング内容をもとにエージェントから「ある程度」希望とマッチする会社を推薦されます。
この「ある程度」というのがポイントで、希望のイメージがまだ曖昧な人にとっては良いのですが、ある程度イメージが固まっている人にとっては推薦される会社のほとんどが「合わない」と感じてしまいます。
そのことを伝えると「実際に話を聞いてみないとわからないよ」と言われます。
そういうわけで結構な数のカジュアル面談に応募をしましたが、こちらからすると「よくわからないけどエージェントに勧められたので話を聞いてみる」、会社側からすると「なぜ当社に興味を持ったのか話してほしい」というミスマッチが起きます。
取り繕って話すのもしんどいし、ただただ時間の無駄だと思ったのでエージェントの方はストップし、ビズリーチは興味のある会社にだけ連絡を取って退会してしまいました。
他のエージェントだとまた違ったのかもしれませんが、私からは「ビズリーチは会社と接点を持つために使った方が良い」ということをお伝えしておきます。
Wantedlyの方もお話ししておきますと、Wantedlyでは以前から連絡を取り合っていた会社とお話をさせていただきました。
Wantedlyはビズリーチのように登録した途端大量のメールが来ることはないので、普段から気になる会社とコミュニケーションを取っておく使い方がおすすめです。
ビズリーチは短期集中、Wantedlyは長く深くといったイメージですね。
次の会社でどのように働くかは、私の場合はある程度イメージしていました。
今と同じCREとして働くか、サーバーエンジニアとしてプロダクト開発に携わるか、その他の困っている人の役に立てるロールで働くか、です。
「困っている人の助けになる」が軸としてあったので、それをプロダクトで実現するか、働き方で実現するかということを考えながら会社を絞り込んでいきました。
加えて、事業に将来性があると思えるかどうかも重点的に見ました。
未来予知でもできない限り、本当にその会社、その事業が成功するかどうかはわかりません。
もしかしたら精度良く分析できる人もいるかもしれないですが、ずっとコードばかり書いてきた自分には不可能なことです。
だからこそ、事業が成功すると「自分が思えるか」ということをもう一つの軸にしました。
話は変わりますが今、個人で開発しているOSSである easy-notion-blog のユーザーの方を対象に、詰まったところをヒアリングして解決の手助けをするということを成り行きでやっています。
おもしろいことに、転職活動を通して見えてきたのは、自分はそういったことに興味があるということです。
別に人に教えるのが好きというわけではないのですが、何かの課題があってそれを解く、解くことによって困っている人の助けになる、そういうのが好きみたいです。
好きなことを続けて会社も事業も成功すれば、これ以上嬉しいことはないです。
自分の楽しいと思えることは何か、普段何気なくやっていることがヒントになるものですね。
以上、私が転職活動するにあたってどう進めたのか、何を考えていたのかについて書きました。
コメントを送る
コメントはブログオーナーのみ閲覧できます