GoogleスプレッドシートでVLOOKUP関数など、関数の結果を複数行に渡ってまとめて反映したいことがあります。
そこで便利なのが「ARRAYFORMULA関数」です。
このエントリでは、関数の結果をまとめて一気に反映する「ARRAYFORMULA関数」の使い方を説明します。
ARRAYFORMULA関数を使うと、指定した関数を同じ行に一気に展開することができます。
と、言ってもイメージしにくいかもしれません。まずは習うより慣れろでやってみましょう。
今スプレッドシートを開ける方は、実際に下記の内容のシートを用意して手を動かしながら覚えていきましょう。
ARRAYFORMULA関数でまとめて反映する関数の例として、今回は「VLOOKUP関数」を使ってみます。
VLOOKUP関数ってなんだっけ?という人は下記の記事を見てしてくださいね。
C2
に次のようにVLOOKUP関数を入力しましょう。
=VLOOKUP(B2, '商品一覧'!$A2:$B, 2, FALSE)
このままではC2
にしか価格は反映されません。
次にVLOOKUP関数を入力したC2
を下記のようにARRAYFORMULA関数を使って書き換えます。
単にARRAYFORMULA
を付けただけではなくVLOOKUP
の検索キーが範囲($B2:$B
)になっていることに注意してください。
=ARRAYFORMULA(VLOOKUP($B2:$B, '商品一覧'!$A2:$B, 2, FALSE))
全ての行に価格が表示されました。とても便利ですね。
ARRAYFORMULA 関数の詳細は下記をご覧ください。
Googleスプレッドシートは今や多くの業務で当たり前に使われています。
今回ご紹介した「ARRAYFOMULA関数」を知っておくと、いちいちセルをコピーして回らなくて済むので業務効率が劇的にアップします。
ぜひ使えるようになってくださいね。
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